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王喜ぶらぶら 3 石柱

ページID:0004419 更新日:2021年11月29日更新 印刷ページ表示

石柱の写真

 この石柱は、明治18年(1885年)道路法の公布により王喜地区内を国道が通ることに決定され、この地から小月京泊に向け豊厚橋(木橋)が同年架設された橋脚の一部です。
 以来、国の大動脈として昭和2年(1927年)用途廃止まで地区発展への寄与は計り知れぬものが有りました。

 この石柱は長さ4.8メートル、直径45センチ、重量2.5トンで当時これを運ぶため石をローブで結び幾つもの酒樽を浮にして徳山市黒髪島から大型木造船が海上を運んだと云われます。
 当時この橋は木造で老朽且つ時代の要請になじまず、昭和2年上流に新に架橋(鉄筋コンクリート造り)され川底に倒壊放置されていた橋脚のこの石柱を後世に語り継ぐ資料にと、県のご協力を得て引揚げ、元の橋のたもとのこの地に建てたものです。

 なお、現在供用の豊厚橋は、二代目の橋の下流に並んで昭和41年(1966年)に建設されたものです。