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平成27年度下関市男女共同参画意識啓発事業「山崎大地氏講演会」を開催しました。

公開日:2015年6月19日


日時:平成27年6月14日(日) 13時30分~15時(開場13時00分)

場所:シーモールホール(下関市竹崎町四丁目 シーモール専門店街4階)

講師:山崎 大地氏(宇宙ビジネスプロデューサー 他)

テーマ:「宇宙主夫。妻と娘と夢をおいかけて」
 

 宇宙管制官として宇宙ステーション建設に向けて働いていた山崎さんと、宇宙飛行士を目指して準備をしていた角野直子さんとの結婚と出産。夫婦共に非常に忙しい生活を送っており、それぞれが少しずつ育児休暇を取得。今から十数年前の話ですが、当時は男性が育児休暇を取得するのは業界初のこと。直子さんも宇宙飛行士という男社会の中で育児休暇に入る人はほとんどいませんでした。

山崎大地氏写真


 直子さんがロシアの訓練に向かうことになり、1年後に帰った後すぐにアメリカでの訓練が始まりました。直子さんがロシアにいる間、山崎さんは父子家庭同然の生活を送っていました。その間は両親の介護もしながら、職場からの協力も得ながら日々を過ごしていましたが、父子生活にも限界を感じ、やむなく退職して、直子さんと一緒にアメリカで生活する道を選びました。しかしアメリカでは就労許可が下りず、できることは育児と家事のみ。元の職場からは裏切り者扱いをされ、同じ境遇の仲間もいない孤独感。相当に追い詰められたものの、アメリカで仕事ができないなら日本の仕事をアメリカに持ち込めばいいと、考えを切り替えて日本で起業。日本とアメリカの間を行ったり来たりしつつ、成長した子どもが介護を手伝ってくれるようになり、生活のバランスがとれるようになっていきました。

山崎大地氏写真


 一般に知られているのは、女性宇宙飛行士が母親になって宇宙に行ったということ。その裏にはいろんな出来事がありました。山崎さんが頑張れたのは、両親が一生懸命育ててくれたから。だから山崎さんもご両親の介護を一生懸命行い、愛情を込めて子育てをすることができました。でも、山崎さんの家庭は男女が逆転しただけ。本当の理想は仕事も家庭も両立できること。両立が難しいのは女性の問題と言われがちですが、男性はもっと大変。前例もなく、苦しいのは男の人だということを分かって欲しい。「○○なんだから」という固定観念をやめる。「男女共同参画」という言葉も古いといわれる時代に早くなってほしいと締めくくられました。

 ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。


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