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高病原性鳥インフルエンザについて(ペットとして鳥を飼われている皆さまへ)

ページID:0001814 更新日:2023年1月12日更新 印刷ページ表示

高病原性鳥インフルエンザについて(ペットとして鳥を飼われている皆さまへ)

 高病原性鳥インフルエンザは、鶏やあひるの他にも様々な鳥に感染することが知られていますが、国内で高病原性鳥インフルエンザが発生したために、これまでペットとして家庭や学校などで飼われている鳥がただちに危険になるということではありません。むしろ、家庭などで隔離して飼われている鳥は、野外からの感染の危険性は低いと考えられます。ペットは大切な家族の一員です。安易に飼育放棄などされないよう冷静な対処をお願いします。

飼われている鳥への感染予防方法

 高病原性鳥インフルエンザは、日本に飛来する渡り鳥が運んでくるか、人や物に付着して持ち込まれる可能性があります。飼われている鳥へ感染させないように、特に次のことに注意してください。

1 ペットの鳥を渡り鳥などの野鳥に接触させない

  • 飼養ケージを点検、補修して野鳥が侵入できる穴などはふさぐ。

2 野鳥の糞などが飼われている鳥の水や餌を汚染しないように気をつける

  • 水や餌は毎日取り替えて、常に清潔なものを与える。
  • 餌は野鳥が侵入しない場所に保管する。
  • 野鳥が飛来する池の水を飲水させない。

3 人がウイルスを持ち込まないように気をつける

  • 飼育舎に入るときは、専用の長靴に履き替える。入り口に、消毒液の踏み込み槽を設置するとなおよい。
  • 飼い主は高病原性鳥インフルエンザが発生している地域などへの旅行、訪問は控える。
  • 鳥を飼養する場所に外来者を入れない。

 (※)なお、高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏などは、しばしば臨床症状を示さずに死亡するか、震え、起立不能、食欲消失、急激な産卵低下などといった症状が見られることもあるとされています。いずれにせよ、飼われている鳥の健康状態に異常が見られた場合は、すぐに動物病院を受診してください。

日常の正しい衛生管理が大切

 高病原性鳥インフルエンザに限らず、鳥から人に感染する病気はいくつかありますが、正しい衛生管理をしていればむやみに恐れることはありません。

衛生管理のポイント

  • 鳥を触る前、触った後には手を洗う。
  • 排泄物は速やかに処理をして、常に鳥の周囲を清潔に保つ
  • 排泄物の処理をしたあとは、すぐに手を石鹸でよく洗い、うがいをする(心配なときは、マスクや手袋をする。)
  • 水や餌は衛生的なものを与える
  • 鳥の健康状態を毎日よく観察する
  • 鳥に健康異常が見られたら、すぐに動物病院を受診する。
  • 飼い主が体調に不調を感じたら、早めに医療機関を受診する。

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