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令和2年度「人権教育指導者研修会」を開催しました
令和3年2月3月で、3回の人権教育指導者研修会を開催しました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、事前の申込やマスクの着用など、皆様にたくさんのご協力をいただきながら開催いたしました。お忙しい中、お越しいただきまして誠にありがとうございました。
第1回では、金融広報アドバイザー・消費者生活アドバイザーの岡本浩司さんを講師としてお招きし、「高齢者の消費者問題~トラブル事例とその見守りや擁護~」と題して、相談内容の傾向や、見守りのポイント整理などを図やフローチャートを交えながら、被害を防ぐための見守りの重要性についてお話いただきました。
参加者の声
具体的事例を話してくださりわかりやすかった。
見守りの大切さ、難しさをあらためて教えられました。特に日々の見守りをしっかりやりたいと思います。
第2回では、「外国人住民と人権~外国人住民にとって山口県は住みやすいのか~」と題して、やまぐち外国人総合相談センター統括責任者の岡孝則さんから、山口県における現状や相談の様子をご紹介いただきました。その中でも、外国人住民の方が直面される言葉の壁を解消する手法のひとつとして、やさしい日本語で話すことや、そのポイントを説明いただいたことがすぐに実践できそうな学びとなりました。
参加者の声
山口県の現状や実際の対応の様子が動画などあってとてもわかりやすかったです。
山口県が外国人にとって住みやすい場所になるように、地元で自分にできる事から少しずつ頑張っていきたいと思った。
第3回では、「子どもたちの思い」と題してチャイルドラインしものせき会長の伊藤敦子さんにご講演いただきました。日々、子どもたちからの電話に応答しておられる先生からは、子どもたちの話を聞くことの難しさや大切さを学びました。また、子どもたちの事情や親世代の問題などもご紹介くださいました。
参加者の声
全てのこどもの居場所つくり、安心して生活できる場所がなにより必要と思った。
まず受けとめる、聞くことに徹する。これはすごく大切だけどなかなか難しい。