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特別展「古代エジプト・ふしぎ発見!―ナイルの贈り物と秘められた物語―」
出品予定作品資料:(順に)ペンダント MIHO MUSEUM蔵、サンダル 東海大学文明研究所蔵(鈴木コレクション)、猫(バステト)像 MIHO MUSEUM蔵、ホルス神像 下関市立美術館蔵(河村コレクション)、櫂船 東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives、人形棺断片 高梁市成羽美術館蔵(児島コレクション)、かがんだ姿の男性の浮彫 早稲田大学會津八一記念博物館蔵、ネスコンスとイシスエムアクビトのシャブティ 岡山市立オリエント美術館蔵、人形棺蓋片 東海大学文明研究所蔵(鈴木コレクション)
展覧会のみどころ
(1)「生活」「信仰」「埋葬」などの切り口から約280 点を展示
古代エジプトのユニークな美術工芸品の数々、ミイラを収めていた棺や副葬品、装飾品などの資料を紹介します。
(2)五感を通して感じよう! ミイラ作りの香りって、どんな香り?
展示室にミイラ作りの香りを体験できるコーナーを設置し、エジプトにちなんだオリジナルな創作が体験できるオープンアトリエコーナーも設けます。VR を用いた体験型イベント、ワークショップ「ミイラ作りの香りづくり」など、五感を通した体験型の催しも実施します。
(3)古代エジプトの知られざる「宝庫」、中国地方のコレクションに注目!
岡山市立オリエント美術館との共同企画により、特色ある中国地方の古代エジプト・コレクションを発信します。
展覧会概要
古代エジプトの古美術品が日本に初めて伝わったのは、明治時代のこと。以来、エジプト文明は私たちを魅了し続けてきました。本展は、古代エジプトのユニークな美術工芸品の数々、ミイラを収めていた棺や副葬品、装飾品など合わせて約280点を、「生活」「信仰」「埋葬」といった切り口から紹介します。考古学的調査の成果も踏まえながら、古代エジプトの人々のくらしや独特の信仰、造形美術を間近にお楽しみいただきます。
下関のある中国地方は、古代エジプト・コレクションの知られざる「宝庫」でもあります。100年あまり前、日本に古代エジプトを紹介した人々の活動にも、収集品や記録資料から光を当てます。中国地方のエジプト・コレクションを起点に、古代エジプトのふしぎを発見する旅に出かけましょう!
展覧会名 |
古代エジプト・ふしぎ発見!―ナイルの贈り物と秘められた物語― |
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会期 | 2025 年9月9日(火曜日)~10月19日(日曜日) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の9月15日、10月13日は開館) |
会場 | 下関市立美術館 |
観覧料 |
一般1,400円(1,200円)、大学生1,200円(1,000円) ・( )内は平日料金 ※観覧料減免の詳細については、観覧料に関するページをご覧ください ※前売り券はございません |
主催 | 下関市立美術館 毎日新聞社 tysテレビ山口 |
助成 | ![]() 本展は、宝くじの社会貢献広報事業として宝くじの受託事業収入を財源として実施しているコミュニティ助成事業により、宝くじの助成金で実施するものです。 |
その他 | 岡山市立オリエント美術館との共同企画展です(岡山展会期:2025年7月12日~8月31日) tysテレビ山口開局55周年記念事業 |
展覧会図録
価格 1,900円(税込み)
判型・ページ数 A4変形判・96ページ
内容
作品カラー図版257点
解説、論考
特別寄稿(「日本におけるエジプト考古学のスタート」吉村作治)