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ページID:0006600 更新日:2025年4月1日更新 印刷ページ表示

下関市役所本庁舎西棟の出張展示

下関市役所本庁舎西棟 出張展示のご案内

市役所本庁舎西棟1階エレベーターホールでは、美術館の所蔵する作品や資料の展示を行なっています。お近くにご用の際は、ぜひお立ち寄りください。
※市役所の開庁時間は「庁内案内」をご参照ください。

現在の展示

松林桂月・雪貞による色紙

桂月《竹馬図色紙》《橙図色紙》《松図色紙》、雪貞《薔薇図色紙》

 

展示風景1  展示風景2

展示について

​ 松林桂月とその妻雪貞の色紙を紹介します。いずれも河豚料理屋の山田屋に伝わった作品です。右から、桂月の竹馬図、橙図、松図、雪貞の薔薇図(1946年(昭和21年))です。同じ色紙サイズの4枚ですが、紙に墨で描き淡く色付けされたもの、紙の金地に墨で描かれたもの、紙に色線を用いて描かれたもの、そして絹に描かれたものなど、素地や画材はさまざまです。竹馬図には「墨戯」とあり、この作品が桂月の遊び心から生まれた作品だとわかります。

 

【松林 桂月 まつばやし・けいげつ 1876~1963】

山口県萩に生まれる。本名は篤。上京して野口幽谷に師事したが、幽谷の没後は独学で画技を磨く。初期文展時代から官展で活躍し、帝国美術院会員、帝室技芸員、日本美術協会理事長などを歴任した。1958年に文化勲章を受ける。南画に写実味を加え、独自の清新な画風を確立して人気を博す。

【松林 雪貞 まつばやし・せってい 1880~1970】

福島県白河に生まれる。本名は孝子。野口幽谷に入門。日本美術協会展に出品を続け度々受賞する。明治34年同門の伊藤篤(桂月)と結婚し、桂月は松林姓を名乗る。明治21年の第2回文展出品以降、美術協会展への出品は続けたものの、依頼画は控えた。

これまでの展示

期間 展示内容
2025年  
2月6日~3月31日 グライズデール・アーツと菊川町
2024年  
12月27日~2025年2月5日 岸規(がんき)《草花に蛇》
10月16日~12月26日 高島北海資料より「草花写生図巻」
8月23日~10月15日 2008年度開催「水野英子 青池保子 文月今日子 少女マンガ3人展 ~しものせきより愛をこめて~」アーカイブ展示
7月18日~8月22日 香月 泰男《木版画集「タヒチ」 モーレア島》
6月18日~7月17日 度会 洞玉《厩馬図》
4月12日~6月17日 小倉 遊亀 《(花)》 
2月6日~4月11日 (複製画)狩野芳崖《悲母観音》
2023年  
12月18日~2024年2月5日 吉岡 一生 「きょう・つれづれ」より​​ ​《もしもしドーム 西の端町​》 
《ナイチンゲールの灯 上田中町​》 ​​
9月22日~12月15日 田中 孝 《Tree》
8月1日~9月21日 浜田 知明​《初年兵哀歌(歩哨)》《初年兵哀歌(銃架のかげ)》
5月23日~7月31日 桂ゆき《作品》
4月9日~5月22日 高柳 裕《Hot-cold》
3月6日~4月8日 吉原英雄《白いスカート》
2月2日~3月5日 古舘充臣《下関市立美術館》《長府城下町》
1月4日~2月1日 伝・狩野探幽《松に鶴図・竹に鶴図》
2022年  
12月9日~2023年1月3日 浜田知明《飛翔》
10月19日~12月8日 野村佐紀子「トロイメライ」より
9月9日~10月18日 末松正樹《南海紀行1》
7月14日~9月8日 山田申吾《烟雨去来》
5月31日~7月13日 ビーズバッグ・コレクションより
3月19日~5月30日 中原麻貴《寂しい窓》
1月19日~3月18日 野村佐紀子《供花》ほか

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