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下関市役所本庁舎西棟の出張展示
下関市役所本庁舎西棟 出張展示のご案内
市役所本庁舎西棟1階エレベーターホールでは、美術館の所蔵する作品や資料の展示を行なっています。お近くにご用の際は、ぜひお立ち寄りください。
※市役所の開庁時間は「庁内案内」をご参照ください。
現在の展示
瑛九《いたずら》《海と少年》
どちらも1956年、リトグラフ(石版画)・紙
出張展示の様子
瑛九《いたずら》
瑛九《海と少年》
展示について
作品に使われている色は、赤、青、黄(そして黒)、たったこれだけ。それではカタチはどうでしょう? 丸、三角、四角、から派生したような個性豊かなカタチが小さな画面に散りばめられています。
「リトグラフ(石版画)」は、石や金属の板に描かれた絵を、水と油の反発作用を利用して紙に転写する版画です。作者の瑛九は晩年にあたる1956年秋から58年まで集中してリトグラフに取り組み、点、線、面による伸びやかな抽象表現を追究しました。
瑛九(えいきゅう/1911~1960年)
現在の宮崎市に生まれる。本名は杉田秀夫(すぎた・ひでお)。1920年代半ばから本格的な作家活動を開始し、油彩画や写真、戦後は銅版画、石版画へと表現領域を展開。靉嘔(あいおう)、池田満寿夫など当時の若手に影響を与えた。
これまでの展示
期間 | 展示内容 |
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2025年 | |
6月3日~7月17日 | 高島北海「朝顔」「枇杷に芥子」(《花卉図》より) |
4月1日~6月2日 |
松林桂月・雪貞による色紙 |
2月6日~3月31日 | グライズデール・アーツと菊川町 |
2024年 | |
12月27日~2025年2月5日 | 岸規(がんき)《草花に蛇》 |
10月16日~12月26日 | 高島北海資料より「草花写生図巻」 |
8月23日~10月15日 | 2008年度開催「水野英子 青池保子 文月今日子 少女マンガ3人展 ~しものせきより愛をこめて~」アーカイブ展示 |
7月18日~8月22日 | 香月 泰男《木版画集「タヒチ」 モーレア島》 |
6月18日~7月17日 | 度会 洞玉《厩馬図》 |
4月12日~6月17日 | 小倉 遊亀 《(花)》 |
2月6日~4月11日 | (複製画)狩野芳崖《悲母観音》 |
2023年 | |
12月18日~2024年2月5日 | 吉岡 一生 「きょう・つれづれ」より 《もしもしドーム 西の端町》 《ナイチンゲールの灯 上田中町》 |
9月22日~12月15日 | 田中 孝 《Tree》 |
8月1日~9月21日 | 浜田 知明《初年兵哀歌(歩哨)》《初年兵哀歌(銃架のかげ)》 |
5月23日~7月31日 | 桂ゆき《作品》 |
4月9日~5月22日 | 高柳 裕《Hot-cold》 |
3月6日~4月8日 | 吉原英雄《白いスカート》 |
2月2日~3月5日 | 古舘充臣《下関市立美術館》《長府城下町》 |
1月4日~2月1日 | 伝・狩野探幽《松に鶴図・竹に鶴図》 |
2022年 | |
12月9日~2023年1月3日 | 浜田知明《飛翔》 |
10月19日~12月8日 | 野村佐紀子「トロイメライ」より |
9月9日~10月18日 | 末松正樹《南海紀行1》 |
7月14日~9月8日 | 山田申吾《烟雨去来》 |
5月31日~7月13日 | ビーズバッグ・コレクションより |
3月19日~5月30日 | 中原麻貴《寂しい窓》 |
1月19日~3月18日 | 野村佐紀子《供花》ほか |