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ページID:0006600 更新日:2023年8月3日更新 印刷ページ表示

下関市役所本庁舎新館の出張展示

下関市役所本庁舎新館の出張展示のご案内

市役所本庁舎新館1階エレベーターホールでは、美術館の所蔵する美術作品や資料の展示を行っています。お近くにお寄りの際は、ぜひお立ち寄りください。

現在の展示

浜田 知明​(はまだ・ちめい)
​《初年兵哀歌(歩哨)》 1954年
《初年兵哀歌(銃架のかげ)》 1951年 ​

浜田

作品について

 浜田知明は熊本県出身の版画家・彫刻家です。東京美術学校卒業後、1949年から1959年まで自由美術家協会に所属。戦後銅版画の制作を始め、中国大陸での戦争体験にもとづいた「初年兵哀歌シリーズ」などを発表します。社会や人間を鋭くユーモラスに描く浜田の作品は、国内外で高く評価されました。
 「歩哨」では、男が銃を自身に向け、脚で引き金を引こうとしています。描かれているのは、軍内での生活に耐えきれず自害をしようとする様子です。背景の黒の諧調の中に初年兵が浮かびあがっています。
 「銃架のかげ」では、何もないがらんとした部屋の隅に銃が立てられています。床には芋虫のような姿が横たわり、動けないようにピンで留められている者もいます。入隊してまもない兵隊をイメージしたと言われ、何も叫べず自由を奪われた姿が表されています。
 下関市立美術館では、所蔵品展「開館40周年記念名品選」を開催中(~8月27日まで)。浜田の作品を含めた名品が一堂に会します。皆様のご来館をお待ちしております。

これまでの展示

期間 展示内容
2023年  
5月23日~7月31日 桂ゆき《作品》
4月9日~5月22日 高柳 裕《Hot-cold》
3月6日~4月8日 吉原英雄《白いスカート》
2月2日~3月5日 古舘充臣《下関市立美術館》《長府城下町》
1月4日~2月1日 伝・狩野探幽《松に鶴図・竹に鶴図》
2022年  
12月9日~2023年1月3日 浜田知明《飛翔》
10月19日~12月8日 野村佐紀子「トロイメライ」より
9月9日~10月18日 末松正樹《南海紀行1》
7月14日~9月8日 山田申吾《烟雨去来》
5月31日~7月13日 ビーズバッグ・コレクションより
3月19日~5月30日 中原麻貴《寂しい窓》
1月19日~3月18日 野村佐紀子《供花》ほか
2021年  
12月3日~2022年1月18日 吉岡 一生《一会一語(いちえいちご)》より
10月18日~12月2日 清水 恒治《蕩尽(とうじん)の島》より
8月27日~10月15日 瑛九《旅人》
7月28日~8月26日 瑛九《風が吹きはじめる》
6月4日~7月27日 岡田又三郎《婦人像》
4月27日~6月3日 桂ゆき《三人三様》《よりあい(じゃがいも)》
2月9日~4月26日 中原麻貴《夜空の下で》《木と少女》
2020年  
11月25日~
2021年2月8日
石山義秀《ペタンク大会》
10月28日~11月24日 伊東丈年《海峡》原型作品
9月1日~10月27日 菅井汲《赤と青》《黄色い矢》
7月20日~8月31日 西田洋一郎《プリズム透影 アンナプルナ》
5月26日~7月17日 植木茂《民家》/堀尾卓司《果》
4月8日~5月25日 (複製画)狩野芳崖《悲母観音》
1月6日~3月30日 中村宗弘《朝富士》

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