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ページID:0006615 更新日:2024年3月19日更新 印刷ページ表示

年間スケジュール

令和6年度の展覧会スケジュール

(2024年4月~2025年3月)
※展覧会の名称や会期等は、変更になる場合があります

所蔵品展 No.163 新収蔵品紹介/春の色彩

New Acquisitions/ Colors of Spring
2024年4月23日(火曜日)~6月2日(日曜日)
大原子保父 《大黒研》
大原子保父《大黒研》(赤間関硯)、江戸時代(18世紀)

新収蔵品紹介/春の色彩
近世~昭和20年までに下関で制作された硯の作品群のほか、狩野芳崖、高島北海、宮崎進、香月泰男などの、令和5年度に新たに収集した作品を展示します。
​また、春らしい画題やモチーフ、色使いに注目した日本画や洋画、版画合わせて20点あまりの作品で、春らしさ満載の展示を展開します。

下関市立美術館・下関市立歴史博物館共同企画展
菊舎 旅と友を愛したひと -旅編-

Kikusha who Loved Friends and Journey
2024年6月7日(金曜日)~7月15日(月曜日・祝日)

田上菊舎《杜甫作「飲中八仙歌」戯画題》
​田上菊舎《杜甫作「飲中八仙歌」戯画題》個人蔵

田上菊舎(たがみ・きくしゃ 1753~1826)は江戸後期の俳人で、書画、茶の湯、弾琴と諸芸に通じ、各地を行脚して広くその名を知られた下関の先賢のひとりです。北は松島から南は阿蘇や長崎まで、40年余にわたり旅した距離は2万2千キロにおよび、江戸時代で最も旅した女性と言われています。このたびは、市内の個人所蔵家のコレクションから約60点を一堂に展示し、菊舎の旅路を追想します。

所蔵品展 No.164 夏特集/韓国現代美術

Summer Special/ Korean Contemporary Art
2024年7月20日(土曜日)~8月25日(日曜日)

高島北海《朝顔》1920年
​高島北海《朝顔》1920年

夏本番のこの時期に連動して、夏の風物詩が描かれている作品や暑さが涼むような作品など季節を感じる展示を行います。
また、李禹煥《点より》をはじめとした韓国現代美術もご紹介します。作品ごとに異なる様々な表現方法をお楽しみください。

特別展 青池保子 Contrail 航跡のかがやき

Yasuko Aoike: 60 Years of Dazzling Manga Artistry
2024年8月31日(土曜日)~10月14日(月曜日・祝日)​

青池保子『アルカサル-王城-』 第2部第1話 扉絵 1988年 秋田書店蔵 ©Aoike Yasuko(Akitashoten)

青池保子『アルカサルー王城ー』 第2部第1話 扉絵 1986年 秋田書店蔵 ©Aoike Yasuko (Akitashoten)

下関市出身の漫画家 青池保子は、「エロイカより愛をこめて」をはじめ、「アルカサル―王城―」「修道士ファルコ」「ケルン市警オド」など、様々な国や時代を舞台とした作品を発表、今日も多くの読者を虜にしています。本展では、2023年に漫画家生活60年を迎えた青池のこれまでの航路を原画300点以上を出品し、ふりかえります。

所蔵品展 No.165 われわれの根源は、森の奥にあり——ガレ、高島北海と自然を愛した美術家たち​

"Nos racines sont au fond des bois": Artists who Loved Nature
2024年11月15日(金曜日)~12月22日(日曜日)

エミール・ガレ《楓・朝露文小瓶》1900年頃
​エミール・ガレ《楓・朝露文小瓶》1900年頃

自然をテーマにした美術に注目します。今年没後120年となるエミール・ガレ(1846~1904)は、植物をこよなく愛し、観察と研究の成果をガラス工芸作品に昇華させました。ガレの言葉を案内役に、創作の森へ分け入ってみましょう。
フランス留学時にガレと交流した日本画家高島北海、かつての下関市農業試験場(旧園芸センター)初代場長杏橋忠次郎のボタニカルアートなど、ガレと自然への眼差しを共有するアーティストたちの作品を特集します。

所蔵品展 No.166 香月泰男 ふるさととわが家​

Kazuki Yasuo: "my" Home and Birthplace
2025年1月4日(土曜日)~2月9日(日曜日)

香月泰男《裏山雪》
香月泰男《裏山雪》1971年

昭和期の〈日本の洋画〉を代表する画家のひとり香月泰男(1911~1974)。彼は、山口県三隅に生まれ、第二次世界大戦中の兵士としての応召と戦後のシベリア抑留を間にはさむ10年ほどの間、下関に住いを置き、後半生は、「ふるさと」三隅にアトリエを構え、制作を続けました。その没後50年に際し、所蔵品から風景と静物など、画家が身辺に題材を得た作品を紹介します。

特別展 グライズデール・アーツと下関——ライフパーク/人生という芸術の肖像​

Grizedale Arts and Shimonoseki: Lifepark/ A Portrait of Art as Life
2025年​2月15日(土曜日)~3月23日(日曜日)

フェアランド(アイルランド国立現代美術館でのイベント風景、2017年) ⓒMotoko Fujita
​フェアランド(アイルランド国立現代美術館でのイベント風景、2017年) ⓒMotoko Fujita

グライズデール・アーツとは、アートによる様々な社会問題への働きかけを行う英国の現代アート団体。近年、「園芸」「農業」「食」その他をキーワードに、過疎地の経済振興に成果をあげるなど、活動が国際的に注目されています。日本ではまだあまり知られていない同団体ですが、2017年から下関でもプロジェクトを展開。本展は、この出会いを軸に活動を紹介します。

 

2025年3月24日(月曜日)~3月31日(月曜日)館内整理及び展示替のため休館