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特別展「グライズデール・アーツと下関――ライフパーク/人生という芸術の肖像」
展覧会について
“How Art Can Reshape Society Today(どのようにしてアートで今日の社会を作り直すことができるか)”*――現代アート最先端の動きのひとつ、Socially Engaged Art(ソーシャリー・エンゲイジド・アート)を代表する英国の団体グライズデール・アーツ。 日本での一般的な知名度はいまだ高くはありませんが、イギリス・湖水地方を拠点に、地域課題の解決はじめアートによる社会への働きかけに成果をあげる活動は、国際的に注目されています。
実は、下関においても、そのアートプロジェクトがコロナ禍の前、2017年から市内菊川町において試みられており、「下関市菊川プロジェクト」以降、関連するイベントが下関市立大学をはじめ市内で開催されています。下関が、グライズデール・アーツが日本での活動の端緒をひらく記念の地のひとつであると名乗りをあげる本企画、展示は、橋渡し役となった下関市生まれの写真家 藤田需子(ふじた・もとこ/アイルランド在住)の出会いと足どりを紹介しつつ、所属アーティストのインスタレーション、グライズデール・アーツのこれまでの軌跡の紹介をあわせ構成します。
コロナ禍を経て、新たな展開を期すアートの最前線をご体験ください。
*2019年下関市立大学学会 学術講演会(2019年11月18日)の標題
作品画像:フェアランド(アイルランド現代美術館でのイベント風景、2016年) ⓒMotoko Fujita
展覧会名 |
特別展「グライズデール・アーツと下関——ライフパーク/人生という芸術の肖像」 |
会期 | 2025年2月15日(土曜日)~3月23日(日曜日) |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(振替休日の2月24日は開館) |
会場 | 下関市立美術館 |
観覧料 |
一般1,000円(800円)、大学生800円(600円) ※( )内は平日料金。18歳以下の方、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に在学の生徒は、観覧料が免除されます。 ※前売り券はございません。 |
主催 | 下関市立美術館 毎日新聞社 tysテレビ山口 |
後援 | 下関市立大学 |
企画協力 | グライズデール・アーツ |
協力 |
キングストン大学芸術学部建築修景学科、山口大学、東亜大学芸術学部アートデザイン学科、結いの会、うるとらはまいデザイン事務所 |
関連催事
展覧会のイベントページをご覧ください。