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1 貧困をなくそう

あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる
貧困削減はSDGsの前身のMDGs(ミレニアム開発目:2001-2015)でも第一ゴールで、途上国の貧困者の数を半減することが目指されていました。しかしSDGsでは途上国ばかりではなく先進国の中に潜んでいる貧困にも光を当てることにしたのです。ですから「あらゆる場所」にはもちろん日本も含まれます。そして「あらゆる形態」には単なる金銭的な貧困だけでなく、失業、ひとり親、家庭内暴力、障がいなどを理由とする貧困も含まれます。
私たちの地域にはどんな形態の貧困があるのか、そしてそうした人たちを「取り残さない」ためにどのようなセイフティーネット(安全網となる支援策)が整っていているのかを確認しましょう。さらに、その安全網から取りこぼされている人はいないか、せっかくの安全網があってもアクセスできない人がいないかに注意しましょう。また、そうした人たちを支援している市民団体、民間企業の活動についての情報を集め、行政との協働可能性を模索しましょう。
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