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アルコールについて

ページID:0005696 更新日:2021年11月29日更新 印刷ページ表示

 アルコールの基礎知識

  • 日本の飲酒人口は約6000万人です。
  • 少量であればストレスや緊張を和らげる等の効用があります。ただ、誤った飲酒をすると健康に害を及ぼす原因となります。
  • 日本人の約4割は生まれつきお酒に弱い体質です。  

アルコールに関する問題

飲酒には様々なトラブルが伴います。

  • 飲酒運転による事故 ・会社を遅刻、欠勤
  • 内臓疾患、糖尿病、神経障害、精神障害等 ・家庭内暴力、家族離散
  • 自暴自棄、自殺願望を強める
  • 妊娠中の飲酒による胎児障害の恐れ 等  

アルハラ(アルコールハラスメント)について

飲酒にまつわる人権侵害です。最悪の場合、命を奪うこともあります。自分自身や周りの方がアルハラしていないか注意しましょう。
アルハラの定義5項目

  1. 飲酒の強要
  2. 一気のませ
  3. 意図的な酔いつぶし
  4. 飲めない人への配慮を欠くこと
  5. 酔った上での迷惑行為  

急性アルコール中毒について

 「酔い」のメカニズムは4段階あります。

  1. ほろ酔い・・気持ちがほぐれる
  2. 酩酊・・・・足元がふらつく
  3. 泥酔・・・・酔いつぶれる
  4. 昏睡・・・・何をしても起きない→死亡 イッキ飲みをすると急激に体内のアルコール濃度が上昇し、脳が麻痺して呼吸や心臓が止まる恐れがあります。イッキ飲みは絶対にやめましょう。  

アルコール依存症とは?

 自分で飲酒のコントロールができなくなる病気です。
 飲んではいけない場面でも飲酒してしまい、問題を起こしてしまいます。  

こんな経験ありませんか? CAGE(ケージ)質問票(Ewing JA)

 自分でチェックしてみてください。

  1. 自分の飲酒量を減らさなければならないと感じたこと  □ はい □ ない
  2. 他人があなたの飲酒を非難するので、気にさわったこと □ はい □ ない
  3. 自分の飲酒について、悪いとか申し訳ないと感じたこと □ はい □ ない
  4. 神経を落ち着かせたり二日酔いを治すために「迎え酒」をしたこと □はい □ ない

  上記のうち、2項目以上あてはまる場合は、アルコール依存症の可能性があります。
 早期に診断を受けて、必要な援助や支援を求めることが大切です。

  アルコール依存症の治療とは?  

  • 断酒  
  • 精神科病院への専門治療
  • 自助グループへの参加  
  • 家族の協力 等

 アルコール依存症は回復する病気です。

適正飲酒とは

 日本人の節度ある適度な飲酒は、一日平均純アルコール約20gです。目安は下記のとおりですが、女性や高齢者、お酒に弱い方は、さらに少ない量が適当です。
 お酒と良いつきあいをするために、適正飲酒を心がけましょう。

適正飲酒の目安
酒の種類
ビール 中瓶1本(500ml)
日本酒 1合(180ml)
ウイスキー ダブル1杯(60ml)
ワイン 小グラス2杯(200ml)
焼酎 コップ1/2杯(100ml)