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自殺の現状
自殺者数
全国の年間自殺者数は、平成10年から14年連続で3万人を超えていましたが、平成24年に15年ぶりに3万人を下回り、その後は減少を続け、令和元年には2万人を下回りました。しかし、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大した令和2年は大きく増加しました。
令和5年の全国の自殺者数は21,657人と前年より減少しましたが、1日約59人の方が尊い命を失っていることとなり、依然として深刻な状況が続いています。
下関市の自殺者数は、令和3年は36人でしたが、令和4年は41人、令和5年は44人と再び増加している状況です。増減はありますが、年間40人前後で推移しています。
令和5年の全国の自殺者数は21,657人と前年より減少しましたが、1日約59人の方が尊い命を失っていることとなり、依然として深刻な状況が続いています。
下関市の自殺者数は、令和3年は36人でしたが、令和4年は41人、令和5年は44人と再び増加している状況です。増減はありますが、年間40人前後で推移しています。


自殺死亡率
【自殺死亡率】人口10万人当たりの自殺者数
平成25年以降、下関市の自殺死亡率は全国平均を下回って推移していましたが、平成29年には全国平均を上回り、以降も増減を繰り返しています。
令和4年以降、下関市の自殺死亡率が山口県の平均を上回っている状況です。
平成25年以降、下関市の自殺死亡率は全国平均を下回って推移していましたが、平成29年には全国平均を上回り、以降も増減を繰り返しています。
令和4年以降、下関市の自殺死亡率が山口県の平均を上回っている状況です。

年代別の自殺の状況
平成25年から令和5年までの年代別の自殺者数は、60歳代が一番多く、次いで40歳代が続きます。高年齢層(60歳以上)の自殺者数割合は全体の46%を占めています。
どの年代をみても男性の自殺者数が多いことがわかります。
どの年代をみても男性の自殺者数が多いことがわかります。

自殺の原因・動機別の状況
自殺の多くは、多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な原因が連鎖する中で起きています。その中でも「健康問題」が男女ともに最も多く、次いで「経済・生活問題」となっています。
「健康問題」は身体の病気やうつ病 等
「経済・生活問題」は生活苦や多重債務 等があげられます。
「健康問題」は身体の病気やうつ病 等
「経済・生活問題」は生活苦や多重債務 等があげられます。

相談窓口
自殺に至る心理としては、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な悩みが原因で心理的に追い詰められ、正常な判断を行うことができない状態となっていることが知られています。
一人で悩まず、まずは相談してみませんか。次のリンク先に困ったときの相談窓口が掲載されています。
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