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自殺の現状

ページID:0005698 更新日:2025年8月1日更新 印刷ページ表示

自殺者数

 全国の年間自殺者数は、平成10年から3万人を超えていましたが、平成24年に15年ぶりに3万人を下回り、令和元年には2万人を下回りました。
 令和2年には新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、自殺者数は大きく増加したものの、令和5年以降は再び減少傾向にあります。
 令和6年の全国の自殺者数は20,117人と前年より減少しましたが、1日約55人の方が尊い命を失っています。
 また、全国の自殺者数が減少している一方で、山口県の自殺者数は増加しており、下関市の自殺者数は、令和4年は41人、令和5年は44人、令和6年は46人と年々増加しており、依然として深刻な状況が続いています。

自殺者数
自殺者の男女別年次推移

自殺死亡率

 下関市の自殺死亡率は年によって大きく変動しており、数値で見ると平成28年の13.2から令和6年の18.6まで幅広く変動しています。
 ここ2年間は全国平均および山口県の平均を上回っている状況が続いています。
 ※自殺死亡率・・・人口10万人当たりの自殺者数

自殺死亡率の年次推移

年代別の自殺の状況

 平成27年から令和6年までの10年間の下関市における自殺者数は、各年代において、男性の自殺者数が女性よりも多く、特に中高年層の男性に多いことがわかります。
 40代から60代の自殺者が特に多く、全体の48%を占めています。

年代別の自殺の状況

自殺の原因・動機別の状況

 自殺の多くは、多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な原因が連鎖する中で起きています。その中でも「健康問題」が男女ともに最も多く、次いで「経済・生活問題」となっています。

 健 康 問 題 :からだやこころの病気・障害 等
 経済・生活問題 :失業等による生活苦や多重債務 等
 家 庭 問 題 :夫婦関係や親子関係の不和、介護疲れ 等

性別、自殺の原因・動機別の自殺者数

ひとりで悩まず、相談してみませんか?

 自殺に至る心理としては、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立などの様々な悩みが原因で心理的に追い詰められ、正常な判断を行うことができない状態となっていることが知られています。
 ひとりで悩まず、まずは相談してみませんか。
 以下のリンク先に困ったときの相談窓口が掲載されています。