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微量PCB含有電気機器の課電自然循環洗浄法の改正について
微量ポリ塩化ビフェニル汚染絶縁油を含有している使用中の電気機器(「微量PCB含有電気機器」)を洗浄する技術である課電自然循環洗浄法について、環境保全と電気保安を確保した浄化手順等を明確化するため、経済産業省及び環境省において、「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書」の取りまとめが行われました。これは、課電自然循環洗浄法による洗浄処理を行う場合の電気保安及び環境保全を確保した具体的な洗浄手順を定め、安全かつ確実な処理を図ることを目的としています。
今般、経済産業省及び環境省において、変圧器のうち中間室を洗浄対象部位に含めること並びに元油PCB濃度の上限及び課電期間について検討を行い、「微量PCB含有電気機器課電自然循環洗浄実施手順書」の改正が行われました。