都市計画道路武久幡生本町線の整備について

開通日

　令和6年2月23日

• 同時に、市道武久町86号線を開通しました。

目的

　都市計画道路武久幡生本町線は、ＪＲ山陽本線で分断された武久地区と幡生地区を道路橋でまたぐ新たな道路として、平成25年度から令和5年度までの期間に整備しました。

　この道路の開通によって、新たな交通動線が確保され、交通渋滞の解消や交通利便性の向上が期待されます。

概要

　事業概要

• 平成25年（2013年）4月23日　都市計画決定（最終決定）
• 平成25年（2013年）5月14日　事業認可
• 事業場所：下関市幡生本町～幡生新町
• 事業延長：L=180m
• 幅　　員：W= 18m
• 総事業費：約24億円
• 概要図面：事業概要図 [PDFファイル／1.04MB]

　橋梁概要

• 橋⾧: L=49.5m
• 形式（上部工）: バイプレストレッシング方式ＰＣ単純Ｉ桁橋
• 形式（下部工）：A1＝ラーメン式橋台　　A2＝逆T式橋台
• 形式（基　礎）：A1＝場所打ち杭　　　　 A2＝深礎杭
• 桁数: 全12本　　桁重量: 149.1t/本
• 桁高: 桁中央部=1,750mm 桁端部=1,350mm

位置図

これまでの主な取り組み

工事着手（平成25年度）

　工事着手前の状況です。

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地盤改良（平成28年度）

　地盤調査の結果を踏まえ、中層混合処理工法にて地盤改良を行いました。

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道路の盛土（平成29年度）

　補強土壁工法を用いて垂直な壁面を構築し、盛土を行いました。

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武久側の橋台新設（平成30年度）

　ラーメン式橋台が完成しました。取り付け道路と橋梁を接続し、上部構造からの荷重を支持します。

幡生側の橋台新設（令和元年度）

　武久側、幡生側の橋台と並行して、桁製作も現地で施工しました。

橋梁桁架設（令和3年度）

　超大型クレーン（1300ｔ級）による一括架設の様子です。夜間でも貨物列車が通るため、僅かな列車間合いに施工しました。

橋面の整備（令和4年度​）

　橋面の防水層や排水施設を整備しました。

舗装等（令和5年度）

車道及び歩道の舗装や防護柵を設置しています。

開通（令和6年2月23日）

開通当日の様子です。15時の開通に先立ち、開通式を執り行いました。