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下関市都市計画マスタープランを策定しました
下関市都市計画マスタープランとは
都市計画マスタープランは、「市町村の都市計画に関する基本的な方針」で、住民に最も近い立場にある市町村が、その創意工夫のもとに住民の意見を反映し、まちづくりの具体性ある将来ビジョンを確立し、地区のあるべき「まち」の姿を定め、まちづくり(都市計画)における市町村の最上位計画として位置づけられます。
また、当マスタープランは都市計画に関する基本的な方針を定めるものであり、本計画に定められた方針に基づいて具体的な計画やその後の事業化が進められ、土地利用や施設整備が図られることになります。
都市計画マスタープラン策定の背景
本市は、平成17年2月13日に1市4町の合併により新市の一体性の確立及び均衡ある発展へと導くための指針として、平成19年3月に『下関市総合計画』を策定し、それに基づき平成22年1月に『下関市都市計画マスタープラン』を策定しました。
そうした中、本市を取り巻く社会経済環境は時代とともに大きく変化し、全市的な少子高齢化、人口減少の進行、都市機能の低下、地域コミュニティの衰退、頻発化・激甚化する大規模災害など社会経済情勢に応じた対応が求められています。
このような背景から、地域全体の実態を踏まえた全市的な土地利用の方向性や都市施設の適正配置等について検討を行い、安全・安心で持続可能なまちづくりの方向性を明確にすることを目的として、今回『下関市都市計画マスタープラン』を見直し、新たに策定しました。
都市計画マスタープランの役割と位置づけ
「下関市都市計画マスタープラン」は、次のような役割を担っています。
- 下関市の将来都市像及び都市づくりの目標を明らかにします
- 下関市が定める都市計画の基本的な方針を定めます
- 土地利用計画や都市施設整備計画などの相互調整を図ります
- 市民の都市計画への理解を深め、まちづくりへの参加意識を高めます
「下関市都市計画マスタープラン」の策定後は、本計画に定められた方針に基づいて具体的な計画やその後の事業化が進められ、土地利用や施設整備が図られることになります。
下関市都市計画マスタープラン
※第5章 P74 一部過去の表記であったため修正(2022年5月13日)