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平成15年度 市民活動状況調査結果

ページID:0001377 更新日:2003年12月31日更新 印刷ページ表示

 市では平成15年6月1日に「下関市市民協働参画条例」を施行し、市民と市民のパート-ナーシップ、市民と行政のパートナーシップを推進しています。今後、これを促進するため市民活動促進基本計画を策定する予定です。

 本調査は、市民活動団体の実態を把握し、計画策定の基礎資料とするために実施しました。

(ページの最後から報告書がダウンロードできます)

調査の概要

1 調査の目的

 市民活動の現状と課題の把握

2 実施時期

 平成15年12月

3 調査方法

郵送アンケート方式
 (アンケート調査表を調査対象に郵送し,回答期限までに郵送にて返送。)

4 調査の種類および概要

(1) 市民意識調査

  • 目的・・個人レベルの市民活動の現状と課題の把握
  • 対象者数・・500名(無作為抽出による)
  • 回収数・・・162名(回収率32.4%)
    内訳 無効 3 有効 159 (有効回収率31.8%)

(2) 市民活動団体調査

  • 目的・・団体レベルの市民活動の現状と課題の把握
  • 対象団体・・市内の市民活動団体(160団体)
    • 下関市の各部署が把握している団体
    • 下関市を拠点として活動しているNPO法人(県の白書で確認)
    • 県民活動スーパーネット登録団体の中で下関市に連絡先のある団体
  • 回収数・・・101(回収率63%)

市民活動団体調査概要

 

項目

結果概要

県全体と比べると

備考

活動分野

上位

  • 1位 まちづくりの推進
  • 2位 子ども・青少年健全育成
  • 3位 社会教育の推進
  • 4位 障害者福祉
  • 5位 児童・母子福祉

県全体より5つ以上順位が高い分野

  • 健康づくり
  • 自然保護
  • 児童・母子福祉
  • リサイクル
  • 医療
  • 災害救援

平成13年2月(県調査)と比較
 5つ以上順位が高い分野

  • 自然保護
  • 児童・母子福祉
  • リサイクル
  • 医療
  • 災害救援

団体全体の規模

約6割は50人未満の団体

  • 10人未満 9.9%
  • 30人未満 32.7%
  • 50人未満 18.8%

県全体よりやや規模が大きい傾向

 

実動人数
運営形態

約7割は30人未満の団体

  • 10人未満 32.7%
  • 30人未満 40.6%
  • 50人未満 9.9%

 

特定の団体が中心となり、
一般会員が必要に応じて
参加する団体が多い

男女比

約割の団体で女性が多い

下関市では男女がほぼ同数の団体が
県全体の約5倍
(県全体2.5% 下関市13.9%)

 

平均年齢

40代・50代で約6割を占める

県全体より年齢層が若い

※平均年齢の算出方法相違

組織形態

任意団体が8割弱
NPO法人格取得は15%

県全体では
NPO法人格取得団体3.7%

※県調査が
 平成13年であることに留意

活動頻度

  • ほぼ毎日 24%
  • 週1回以上 30%
  • 月1回以上 26%

 

かなり活発に活動していると
思われる

事務局

上位

  • 1位 個人宅等 57.4%
  • 2位 公共施設内 10.9%
      事務所賃貸 10.9%

公共施設内に事務局がある団体が
県全体では約3倍
(県全体32.3%)

下関市では行政に頼らない
自主的な団体が多い

活動場所

上位

  • 1位 会員の自宅 40.6%
  • 2位 公民館 36.6%
  • 3位 会の事務所 22.8%
  • 4位 社会福祉センター 14.9%
  • 5位 勤労福祉会館 12.9%

 

市関連施設も
団体の活動とかかわりが深い

経済的基盤

5割以上が「50万円未満」の予算規模
一方で、100万を超える団体も2割存在

県よりも経済的基盤が強い
(予算規模が大きい傾向がある)

 

収入源

会費に頼る団体が圧倒的に多い

下関市では
行政からの補助金に頼る団体が
県全体の5分の2
(県全体45.6% 下関市17.8%)

下関市では行政に頼らない
自主的な団体が多い

情報の入手と提供

情報提供上位

  • 1位 機関紙・会報等 34.7%
  • 2位 掲示板・張り紙等 25.7%
  • 3位 口コミ 22.8%

県全体では
「口コミ」が5割以上で1位

情報入手満足度より
(50%)
情報提供満足度が低い
(28%)

問題点

上位

  • 1位 運営資金の確保 46.5%
  • 2位 新規会員減少等 33.7%
  • 3位 会員多忙等 29.7%
  • 4位 高齢化 26.7%
  • 5位 中心会員固定等 25.7%

県全体では
「活動資金不足」が5番目であり
人材面の問題が上位を占める
1位は「新規会員確保」だった

 

市民と市民の
パートナーシップ

他の市民活動団体と繋がりをもつ
62%
地元地域との繋がりをもつ
84%

 

地元地域と繋がりをもつ
団体が多い

市民と行政の
パートナーシップ

約8割の団体が
行政と繋がりを持っている
また今後、

  • 連携・協力したい 36%
  • 支援を受けたい 35%
  • となっている

要望施策としては(上位)

  • 1位 情報・資金・施設等の情報提供
  • 2位 市民参画
  • 3位 支援等に対する基準策定
  • 4位 公共施設利用料割引等
  • 5位 事業委託・協働事業増加

県全体での要望施策(上位)

  • 1位 補助金による援助
  • 2位 リーダー養成等研修会
  • 3位 情報提供のネットワーク化
  • 4位 市町村や企業への働きかけ
  • 5位 場所や物品、機材等の提供

市民活動団体は
市との関係について、
市が行っている支援策の
透明性を求めていると
思われる

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