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私たちの生活を取り巻く社会環境は、少子・高齢化の進行や、核家族世帯や共働き世帯の増加による家族形態やライフスタイルの多様化など、大きく変化しています。
このような社会環境が変化している状況にあって、さまざまな地域活動や多くのテーマに取り組む市民活動団体は、その細やかで多岐にわたる行動力と先駆的に取り組む機動力を生かし、行政と共に、市民が必要とするサービスを提供する主体として、大きな役割を果たすものと期待されています。
「下関市市民活動促進基本計画」は、このような市民活動団体の活動を促進するための環境整備に関する基本的な計画であり、施策の総合的・計画的推進方法を示したものです。第3次計画では、協働のまちづくりの主体としての「市民」「市民活動団体」「行政」「事業者」の役割を示すとともに、施策ごとに取り組む事業については、「市民・市民活動団体」「行政」「しものせき市民活動センター」で区分し、その役割を明確にしました。また、3つの基本方針ごとに成果指標を定め、計画期間において毎年度事業の評価と検証を行い、進行管理を行います。
下関市は、本計画により、市民活動・市民協働参画への意識を高めるとともに、市民が主体のまちづくりを進め、市民の力が活きる下関(まち)を目指します。