ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 子育て・教育 > 学校・教育 > 教育委員会 > 令和5年度全国学力・学習状況調査(下関市)の結果について

本文

令和5年度全国学力・学習状況調査(下関市)の結果について

ページID:0079260 更新日:2023年9月25日更新 印刷ページ表示

令和5年度全国学力・学習状況調査の下関市の結果及び分析等について、お知らせします。

令和5年度全国学力・学習状況調査(下関市)の結果

1 調査の目的

  • 義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図る。
  • 学校における児童生徒への教育指導の充実や学習状況の改善等に役立てる。
  • そのような取組を通じて、教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。

2 実施日

 令和5年4月18日(火曜日)

3 調査対象及び教科

  • 小学校第6学年:国語、算数
  • 中学校第3学年:国語、数学、英語

4  調査内容

  1. 教科に関する調査
    • 身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や、実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能等
    • 知識・技能を実生活の様々な場面に活用する力や、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力等 ※ 調査問題では上記2点を一体的に問うこととする。
  2. 生活習慣や学習環境等に関する質問紙調査
    • ア 児童生徒に対する調査(学習意欲、学習方法、学習環境、生活の諸側面等に関する調査)
    • イ 学校に対する調査(指導方法に関する取組や人的・物的な教育条件の整備の状況等に関する調査)

5 実施校

  1. 小学校:41校
  2. 中学校:22校

6 調査結果(平均正答率)

 ※平成29年度から、都道府県・市町村等における各区分の平均正答率は、

  文科省から整数値で提供される。

 (全国については、小数点第一位まで公表)

(1)小学校
  国語 算数
下関市 66 60
山口県 67 61
全国 67.2 62.5
(2)中学校
  国語 数学 英語
下関市 68 49 41
山口県 70 52 44
全国 69.8 51.0 45.6

7 主な成果と課題

 <教科に関する調査の結果分析>

 (1)【成果】各教科の基礎的・基本的な知識・技能

    ・言葉の特徴や使い方について理解している。

    (漢字、語句、因果関係を表す言葉、歴史的仮名遣いなど)

    ・四則計算や( )を用いた式の計算、文字式の計算ができる。

 (2)【課題】必要な情報を読み取る(聞き取る)力

    ・目的に応じて、文章と図表を結び付け、必要な情報を見付ける。

    ・与えられた表やグラフから、必要な情報を適切に読み取る。

          ・自分の置かれた状況などから判断して、必要な情報を聞き取る。

    【課題】考えや理由を説明する力

    ・文章の構成や展開、表現の効果について、根拠を明確にして考える。

    ・図形の問題について、その特徴や性質を利用して解決方法を記述する。

 <児童生徒質問紙の回答分析>

 (1)【成果】学習意欲及び自己効力感の向上
質問項目 授業では、課題の解決に向けて、自分で考え、自分から取り組んでいましたか。 学習した内容について、分かった点や、よく分からなかった点を見直し、次の学習につなげていますか。 自分には、よいところがあると思いますか。
下関市 80.7% 77.8% 82.3%
山口県 80.4% 76.3% 82.5%
全 国 79.0% 73.3% 81.8%

   ※数値は、質問に対して肯定的に回答した児童生徒の割合

   ・学習意欲や自己効力感に係る質問項目において、肯定的な回答の割合が全国平均と比較して

    高く、学びに向かう姿勢について成果が見られる。

 (2)【課題】家庭学習及び読書の習慣化
質問項目 学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、勉強をしますか。(学習塾で勉強している時間や家庭教師に教わっている時間も含む)※1 学校の授業時間以外に、普段(月曜日から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、読書をしますか。(電子書籍の読書も含む。教科書や参考書、漫画や雑誌は除く)※2
下関市 61.8% 31.8%
山口県 62.3% 33.9%
全 国 61.5% 32.9%

   ※1 数値は、1日当たり1時間以上勉強をしていると回答した児童生徒の割合

   ※2 数値は、1日当たり30分以上読書をしていると回答した児童生徒の割合

   ・家庭学習については、全国平均と同程度であるが、数値は年々減少している。

    (令和3年度:67.5% 令和4年度:62.6%)

   ・読書については、活字離れによる「必要な情報を読み取る(聞き取る)力」への影響も

    考えられる。

8 今後特に力を入れていく取組

 〇 課題解決に向けた共通取組事項の共有 (※詳細については、添付ファイルを参照​)

   ◇自己効力感・知的好奇心の育成 自己効力感・知的好奇心の育成 [PDFファイル/192KB]
   ◇授業改善(読解力・説明力の育成) 授業改善(読解力) [PDFファイル/570KB]

                     授業改善(説明力) [PDFファイル/171KB]
   ◇ICT活用の推進 ICT活用・校内研修・家庭学習・地域連携 [PDFファイル/422KB]
   ◇校内研修の活性化
   ◇家庭学習の充実、地域との連携​

9 お問い合わせ先

 下関市教育委員会 教育部 教育研修課

 連絡先 083-231-2310

Adobe Reader<外部リンク>
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)