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平和に関する取組
第二次世界大戦では多くの方々が犠牲となり、下関市においても、中国地方では原爆が投下された広島に次ぐ大きい戦災を受けました。
総務省 一般戦災死没者の追悼(下関市における戦災の状況)<外部リンク>
戦争による惨劇が二度と起きないよう、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを次世代に継承していくため、本市では以下の取組を継続的に行っております。
非核平和宣言都市モニュメントの設置
下関市は2005年(平成17年)12月21日に、「非核平和都市宣言」を行っています。この宣言は真の恒久平和を求めるため、非核三原則の完全実施を願うとともに、核兵器の廃絶を訴えるものです。
下関市では非核平和の重要性を伝えていくために、敷地内にモニュメントを設置しています。
戦没者追悼式の実施
1955年(昭和30年)から毎年、過去数次の戦争等において戦死あるいは殉職された方及び戦災殉難者の御霊を慰めるため、市主催による戦没者・戦災殉難者合同追悼式(献花方式・無宗教)を、そのご遺族、関係各位、多数ご参列のもと行っています。
また、式典当日は庁舎での半旗の掲揚及び黙とうを実施しています。
「広島の石」の展示
本庁舎1階正面玄関において、1945年(昭和20年)8月6日に原子爆弾の被災を受けた広島市役所の旧庁舎にあった前庭の敷石を展示しています。この石は被爆当時のまま残っていたものであり、平和祈念の碑石や平和学習の教材として全国から数多くの譲り受けの希望が寄せられ、平和を訴える語り部として生き続けています。
下関市では、この石の受難の軌跡に思いをはせるとともに、改めて平和を誓っています。
その他の取組
・本庁舎に「非核都市宣言」の懸垂幕の掲出
・市報8月号へ非核平和都市宣言の紹介記事の掲載