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家庭でできる食中毒予防

ページID:0003619 更新日:2021年11月29日更新 印刷ページ表示

食中毒は家庭でも発生します

 食中毒というと,レストランや旅館などの飲食店での食事が原因と思われがちですが毎日食べている家庭の食事でも発生しています。今一度,食事づくりの手順をチェックしてみましょう。

 食中毒予防の三原則「食中毒菌を付けない,​増やさない,​やっつける」に基づいた次の6つのポイントをおさえ,家庭での食中毒を防ぎましょう!

ポイント1 買物をするときは・・・

 生鮮食品は新鮮な物を選びましょう。

 生肉や鮮魚介類は相互汚染をさせないよう,パックは開封せず,そのまま家に持ち帰りましょう。

 消費期限など表示をよく確認して購入しましょう。

 生鮮食品のような冷蔵や冷凍が必要な食品を購入したときは,食品の温度が上がらないようすぐに持ちかえりましょう

ポイント2 保存するときは・・・

 冷蔵や冷凍が必要な食品は,​すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

 冷蔵庫や冷凍庫の詰めすぎに注意。7割程度に。

 冷蔵庫は10℃以下,冷凍庫は-15℃以下に維持しましょう。

 冷蔵庫や冷凍庫に入れても細菌が死ぬわけではありません。購入した食品は早めに使い切るようにしましょう。

 肉や魚などはビニール袋や容器に入れ,冷蔵庫内の他の食品に肉汁などがかからないように保存しましょう。

ポイント3 料理を始める前に・・・

 石けんで手をよく洗いましょう

 台所を整理整頓し,タオルやふきんは早めに清潔なものと交換しましょう。

 ラップしている野菜やカット野菜もよく洗いましょう。

 食品の解凍は室温ではなく,​冷蔵庫や電子レンジを使い,​解凍後はすぐに調理しましょう。

 一度解凍した食品を使わないからといって凍結や解凍を繰り返すのは危険です。

ポイント4 料理をするときは・・・

 生の肉や魚を切った後,よく洗わずにその包丁・まな板で、果物や生野菜,調理した食品などそのまま食べるものを切るのはやめましょう。二次汚染の原因になります。

 加熱して調理する食品は十分に加熱しましょう。めやすは中心部を75℃で1分間以上加熱することです。

 調理中,調理後の食品を室温に長く放置しないようにしましょう。

 電子レンジを使う場合は調理時間に気をつけて、熱の伝わりにくい物は時々かき混ぜることも必要です。

ポイント5 食事をするときは・・・

 食事の前にも手を洗いましょう

 清潔な手で、清潔な器具を使って清潔な食器に盛り付けましょう。

 食品は室温に長く放置せず,​早めに食べましょう。O157は室温でも15分~20分の間に2倍に増えます。

ポイント6 残った食品は・・・

 残った食品は早く冷えるように浅い容器に小分けして保存しましょう。

 温め直す時も中心部まで十分に加熱しましょう。

 時間が経ち過ぎていたり、少しでも怪しいと思った物は、思い切って捨てましょう

*​下痢?腹痛?これって食中毒?*​

 食中毒様症状には,単なる消化不良による下痢から,腸管出血性大腸菌O157がもたらす腎機能障害のような重篤な症状まで様々なものがあります。食中毒が疑われるときはかかりつけの医師にご相談ください。

医者に伝えること

  • いつからどんな症状が出始めたか
  • 最近食べたもの
  • 家族もしくは一緒に食事をした人の様子

リンク

食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント<外部リンク>