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ノロウィルスによる食中毒に注意しよう!!
ノロウイルスによる食中毒に注意しよう!!
毎年、冬を中心にノロウイルスによる食中毒が多発しています。ノロウイルスは食品から人、人から食品へ感染が広がり、集団食中毒につながる恐れもあります。
ノロウイルスによる食中毒を防ぐには、『加熱』『手洗い』『消毒』をしっかりと行いましょう。
ノロウィルスの特徴
- 牡蠣(カキ)などの2枚貝がウイルスを蓄積することが知られています。
- 食品中では増殖せず、人の腸管内で増殖します。
- 感染力が強く、わずかなウイルス(10~100個程度)により発症します。
- ノロウイルスによる食中毒は、晩秋から春先にかけて多く発生します。
症状
- 感染後、1日~2日で発症します。
- 下痢、嘔吐、腹痛、軽度の発熱を呈します。
- 通常、2日~3日ほどで回復しますが、乳幼児や高齢者などは症状が重くなる場合があり、脱水症状に気をつける必要があります。
予防方法
- 加熱調理は、中心部を85~90℃で90秒間以上加熱しましょう。
- 手洗いは必ず石けんを用い、流水で十分に洗いましょう。
- 調理器具は次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)に浸して、洗浄・消毒をしましょう。
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)<外部リンク>
ノロウイルス感染症とは(国立感染症研究所)<外部リンク>