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リステリアによる食中毒の予防について

ページID:0003646 更新日:2021年11月29日更新 印刷ページ表示

リステリアによる食中毒

 リステリアは、動物の腸管内や環境中に広く分布している細菌で、食品を介して感染する食中毒菌です。多くの食中毒菌が増殖できないような低温や高い塩分濃度の食品でも増殖します。

 欧米では、ナチュラルチーズ、生ハム、スモークサーモン等を原因としたリステリアによる集団食中毒が発生しています。また、国内では乳製品や食肉加工品などから、菌数は少ないですが、リステリアが検出されています。

消費者の皆さまへ

 リステリアに感染したときの症状の重篤度には個人差がありますが、特に妊娠している方、高齢の方、免疫機能が低下している方は重症化しやすいので注意が必要です。

 冷蔵庫に長時間保存され、加熱せずにそのまま食べられる食品は食中毒の原因となり得ますので注意が必要です。冷蔵庫を過信せず、食品は期限内に(開封後は速やかに)食べるよう心がけましょう。食べる前に十分に加熱することや、生野菜や果物をよく洗うことも大切です。

事業者の皆さまへ

食品衛生法で規格基準が定められています。

  • 対象食品:非加熱食肉製品、ナチュラルチーズ(ソフト、セミハード)
  • 規格基準:リステリア(100/g以下)

 規格基準を守るために殺菌・期限設定・保存温度設定を適切に行うとともに、取引先・消費者への注意喚起をしましょう。

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