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生・半生・加熱不足の鶏肉料理によるカンピロバクター食中毒が多発しています!!
近年、お肉を生や加熱不十分な状態で食べたことが原因と考えられるカンピロバクター食中毒が全国的に多発しています。カンピロバクター食中毒の多くは、鶏肉の刺身やタタキなど生や加熱不十分な肉料理を食べたことによるものです。
カンピロバクターとは?
ニワトリや牛などの腸管内にいる細菌で、少量の菌数でも食中毒が発生しますが、熱や乾燥には弱いという特徴があります。潜伏期間は1~7日で、下痢、腹痛、発熱が主な症状です。
「新鮮だから安全」ではありません!!
カンピロバクターは市販鶏肉から高い割合(20~100%※)で見つかっています。カンピロバクターによる食中毒は、お肉の鮮度に関係なく発生します。
(※)過去の厚生労働科学研究の結果より
お肉は十分に加熱して食べましょう!!
食中毒の原因となる菌は肉や内臓(レバーなど)の内部まで入り込んでいることがあるため,中心部の色が完全に変わるまで加熱して下さい。湯引きやあぶりなど、軽く加熱する程度では、カンピロバクターは完全に死にません。外食するときは、よく加熱された鶏肉料理を選んで楽しい食事にしましょう。
厚生労働省Q&A カンピロバクター食中毒予防について(Q&A)<外部リンク>
リーフレット カンピロバクター食中毒が多発しています!! <外部リンク>