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地下道の冠水対策について
新下関第5地下道(下関国際高校前JRアンダーパス)に緊急遮断設備を設置しました
下関市が管理する地下道のうち、下関国際高校前にあるJRアンダーパスを『新下関第5地下道』と呼んでおり、この地下道に流れてくる雨水等は、常時ポンプにて近接する河川へ強制排水しています。
近年、集中豪雨により突発的に発生する道路冠水時に、通行車両等の安全確保することを目的とした情報の発信や迅速な通行止め措置を行うため、自動で遮断設備が作動する”緊急遮断設備”を設置しました。
今後、地下道の冠水情報については、防災メールで配信しますので、この地下道をご利用される方は、登録の手続きをお願いいたします。

道路冠水とは?
冠水とは、普段は水の無い場所が水につかることをいいます。
近年、線状降水帯の発生等に伴う局地的集中豪雨(ゲリラ豪雨)により、道路がもつ排水能力を一時的に超える降雨量が原因で道路冠水は発生します。
道路冠水の危険性は?
道路が冠水した状態で車両が通行した場合、猛烈な風雨による視界不良や、マフラーなどからエンジンに水が侵入し、故障の原因になります。
水深がドアの高さまで達するとドアが開かなくなり、大変危険な状態になります。
下関市が配信する地下道冠水レベル
緊急遮断設備設置後、新下関第5地下道は、”冠水注意レベル” ”冠水危険レベル” を位置付け、必要な措置を講じ情報を発信します。
冠水注意レベル
道路は既に冠水しています
通行した場合、風雨や水しぶきで視界不良が生じ、ブレーキがききにくくなるなど不具合が生じる可能性があり危険です。
また、すぐに水位が危険レベルになる可能性もあるため、極力通行せず、迂回にご協力をお願いします。
冠水危険レベル
道路を通行止めします
通行した場合、視界不良のほかマフラー等から車に雨水が侵入し故障の原因になり、ドア付近まで水位が上がった場合は、車から出られなくなることもあります。
冠水が解消されることが確認できるまで通行止めします。迂回にご協力をお願いします。