本文
火の山公園トルコチューリップ園「オルハン・スヨルジュ記念園」
令和7年春のチューリップは終了しました。
たくさんの方にご来園いただきましてありがとうございました。
当面チューリップ園は閉園いたします。
現在、令和9年度以降春の開園を目指しています。
詳細は「火の山再編整備に伴う公園の利用制限について」のページでご確認ください。
関連リンク
トルコチューリップ園の紹介
火の山公園トルコチューリップ園は、平成21年に開園しました。
開園から多くのボランティアによる球根の植え付けで支えられ、今年もたくさんのチューリップをお披露目することになりました。
令和7年のデザイン
チューリップ園の斜面部分は、ボスポラス海峡と関門海峡の流れをイメージし、花壇部分はイスタンブールとの友好を「輪」で表現しています。
令和6年11月、肌寒さを感じる中、192名のボランティアで約4万球のチューリップの球根を植えました。
開園までのストーリー
下関市とトルコ共和国イスタンブール市は、海峡が縁で1972年5月16日に姉妹都市となりました。
平成19年に35周年を記念して、イスタンブール市よりチューリップの球根5万球が下関市に寄贈されたのが、チューリップ園開園の始まりです。
イスタンブール市からの「海峡が見える場所での栽培を」という希望により、火の山公園山麓斜面をトルコチューリップ園として整備し、寄贈されたチューリップの球根を植え付けることとなりました。
以来毎年、市民ボランティアの協力で球根の植え付けが行われ、3月下旬から4月上旬にはたくさんのチューリップが海峡の春を彩ります。
![]() |
平成19年12月 イスタンブール市よりチューリップの球根が届く 姉妹都市締結35周年を記念して、イスタンブール市よりチューリップの球根5万球が下関市に寄贈されました。 |
![]() |
平成20年10月 火の山公園山麓整備 チューリップに日が当たるように間伐した樹木は、焼却せず粉砕して、園路のクッション材や球根の周りにマルチング材として散布しました。 これは二酸化炭素の削減の効果もあります。 |
![]() |
平成20年11月 市民ボランティア球根植え付け 約160名の市民ボランティアと雨天の中、5万球のチューリップを植え付けました。 |
![]() |
平成21年4月 火の山公園トルコチューリップ園開園式 駐日トルコ共和国セルメット・アタジャンル全権大使、下関市議会、ボランティア関係者、その他多数の来賓をお招きして開園式を開催し、トルコチューリップ園を開園する運びとなりました。 |
![]() |
平成21年7月 コリウス植付 夏から秋にかけての間は、「関門海峡の夕日」と題して、来園者に楽しんでいただくこととしました。 ダスティーミラー(キク科)4千株、コリウス(シソ科)7品種1万2千株で、海峡に浮かぶ巌流島、満珠・干珠を表現し、市民ボランティアを主体に、約150名で植え付けました。 |
![]() |
平成26年4月 火の山トルコチューリップ園「オルハン・スヨルジュ記念園」命名記念碑除幕式 イラン・イラク戦争時、テヘランに取り残された日本人215名を、自らの危険を顧みずに救出したイスタンブール市出身のオルハン・スヨルジュ元トルコ航空機長を顕彰するため、火の山公園トルコチューリップ園に「オルハン・スヨルジュ記念園」の名を通称名とし、命名記念碑を設置しました。 |