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みなさんこんにちは、下関市長の前田晋太郎です。
昨年を振り返りますと元日の石川・能登半島地震による甚大な被害など、自然災害の恐ろしさを再認識するとともに、市民の安全・安心を第一とする市長としての重責を改めて実感いたしました。
また市政では、「For Kids For Future ~セカンドステージ~」をキャッチフレーズに、第2子以降の保育料無償化やこども家庭センターの設置など子育てを強力に支援するとともに、下関市立大学データサイエンス学部の開設や、捕鯨母船「関鯨丸」の竣工・初出漁、総合体育館「J:COMアリーナ下関」の供用開始など、下関の将来を見据えた取組を着実に取り組んできた事業が実を結んだ1年でした。
巳年は、脱皮をくり返して成長する蛇の様子から変化や成長、人生の新たなステージへの移行といった意味がある年と言われています。
安岡地区複合施設「やすらガーデン」や新しい社会福祉センター「福祉プラザしものせき」などの市民の安全・安心、そしてまちづくりの拠点となる施設が次々とオープンを迎えます。また、星野リゾートホテルリゾナーレの開業や火の山展望デッキなどの供用開始なども予定されており、観光客の増加や回遊性の向上などが期待されています。
また4月からは、今後10年間を期間とする「第3次下関市総合計画」が始まります。人口減少が大きな課題となる中、この計画の基本理念に掲げている「可能性を築くまち」を実現するため、この計画に掲げた方向性や体系をもとに進めていくことが重要となります。
これまでの取組がさらに実を結ぶことで下関市が新たなステージに到達し、笑顔あふれるまちとなるよう努めてまいりますので、皆様におかれましては、ご理解、ご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。