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みなさんこんにちは、下関市長の前田晋太郎です。
本年は元日より、能登半島での震度7の地震・津波が発生しました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りし、また被災されました皆様に心からお見舞いを申し上げたいと思います。本市においても可能な限り支援を行ってまいります。
昨年を振り返りますと、3年余りに渡って世界を苦しめてきた新型コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられ、本市においても各種イベントや行事が再開し、これまでの賑わいが取り戻されてきました。令和6年は新たな動きが数多く生まれようとしており、市長就任2期目の集大成とする所存であります。
3月には新捕鯨母船「関鯨丸」の竣工、4月には下関市立大学新学部であるデータサイエンス学部の開設、8月には新総合体育館(J:COMアリーナ下関)がオープンするなど新しい事業が次々と形を成し、賑わいに満ちた下関の新しい景色が現れます。
市政運営においては「希望の街・下関 改革への挑戦」という一貫した基本姿勢のもと、「未来へと躍進する街」「力強く躍動する街」「安心・安全の街」「改革に挑む街」の4つの視点を柱に据え、強い思いを持って各種施策の展開を図ります。令和5年度の最重要課題とした子育て支援をさらに推し進めるとともに、あらゆる世代に寄り添う街づくりを展開してまいります。
コロナ禍において実感した、市民や事業者の皆様との絆や、ふるさと下関を思う熱意を追い風にして、誰もが夢を語り、希望を叶えることができる「希望の街・下関」の実現に向けて邁進いたします。皆様におかれましては諸施策に対しまして、温かいご支援とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げます。