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年の瀬も迫り、今年も残すところあとわずかとなりました。市民の皆さまには1年間大変お世話になりました。
今年を振り返りますと、3年余りに渡って世界を苦しめてきた新型コロナウイルス感染症が5類感染症に引き下げられるという大きな変化がありました。
本市においても、しものせき海峡まつりや馬関まつりをはじめとする多くの行事が再開され、以前のように市民の皆様と直接触れ合えることができた一年となりました。
また、これまで立ち止まることなく進めてきた多くの事業が完成に至った年でもあります。長州出島のクルーズ専用岸壁の供用開始や県内最大規模のオフィスビルの開業など、下関市に新たな魅力や強みを加えることができました。
コロナ禍を乗り越え、新たに迎える令和6年においては、この勢いがさらに加速するよう、まちづくりを推進してまいります。特に来年は、本格化するウォータフロント開発により下関市の力を国内外に示す重要な局面になると捉えています。星野リゾートのホテル「リゾナーレ下関」が令和7年秋の開業に向け建設が始まっており、火の山地区の整備も進み、関門海峡メガジップライン構想への関心が高まっているところです。
さらには、来年4月には下関市立大学のデータサイエンス学部が開設され、8月は下関市総合体育館の完成を予定しており、魅力あるまちを目指して進めてきた様々な事業が実を結ぼうとしています。
これらを後押ししていただくためにも引き続きご理解、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
市民の皆様におかれましては、くれぐれも健康にご留意いただき、輝かしい新年をお迎えいただきますよう心から祈念申し上げます。
下関市長 前田 晋太郎