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下関市内で建造中の新たな捕鯨母船の名称が、全国から寄せられた1502もの公募案の中から『関鯨丸(かんげいまる)』に決まりました。3月7日に船主の共同船舶株式会社の所社長と名称選定委員会の皆さんと一緒に名称発表会を行いました。
この名称には、下関の「関」と「鯨」が入っているだけでなく、読みが「かんげい」となっていて、下関市が母港として、「新たな捕鯨母船を歓迎している」という意味のほか、この関鯨丸を中心とした捕鯨船団が、「無事操業を終え、下関市へ帰って来られるように」という願いが込められているそうです。皆さんから親しみを持たれる下関らしい素敵なネーミングだと思います。
『関鯨丸』は令和6年3月頃に完成予定で、6月には北西大平洋での捕鯨に出航予定です。「くじらの街下関」を象徴する『関鯨丸』の活躍を大いに期待しています。
下関市長 前田 晋太郎