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旧下関英国領事館の建築について―2.建物の成立

ページID:0005889 更新日:2021年11月29日更新 印刷ページ表示

2.建物の成立

 本館、附属屋は、本館西側妻壁のプラックや本館棟木に打たれていた幣串(へいぐし)によって、1906(明治39)年の建築であることが明らかです(写真参照)。また、ロンドンの英国公文書館に残る関係書類から、その設計が英国政府工務局上海事務所建築技師長のウィリアム・コーワン(William Cowan)であることがわかっています。
 コーワンは下関のほか、長崎の英国領事館も手がけたことが知られ、現存します(重要文化財旧長崎英国領事館)。
 なお、英国公文書館に残る平面図に部屋名等が記されており、当初の各建物・各室の利用状況が判明します。

建てられた当初の領事館の使われ方附 幣串

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