本文
モバイルバッテリーは、コンセントがない屋外等の場所でもスマートフォンやタブレットなどの製品を充電でき、持ち運ぶことのできるバッテリーで、利便性の良さから近年多くの人が所有するものになっています。モバイルバッテリーには、内部に高い出力を発することのできる「リチウムイオン電池」が内蔵されており、様々なものに利用されています。
例えば、スマートフォンのバッテリーや携帯扇風機、コードレス掃除機や電動工具、充電池を使用した家電製品などです。これら製品は大変便利なもので、無くてはならないものとなっていますが、扱い方を誤ると非常に危険なものです。リチウムイオン電池の電解液には消防法上の危険物である引火性液体が使用されています。
下関市でも、このリチウムイオン電池からの火災が発生しており、増加傾向にあります。(過去2年間で4件の火災)
類似火災の発生を防ぐため、廃棄を含めたモバイルバッテリー等の取扱いに十分注意をお願いいたします。
意外と身近に危険物 ~リチウムイオン電池の火災に注意~ [PDFファイル/3.29MB]
・電池が膨張したり、異音、異臭がすれば使用しない。
・十分に充電ができない、使用時間が極端に短い、異常に熱くなる場合は使用しない。
・むやみに分解、修理、改造をしない。
・水のかかる場所では使用しない。
・耐用年数を超過した製品は使用しない。
・非常に安価な互換品(正規品でないもの)を使用しない。
下関市でモバイルバッテリー等の廃棄についてはクリーン推進課のページを確認してください。